紀元前5000年の歴史を越えたリング

 

 

皆様はシグネットリングはご存じでしょうか

 

現代ではリングといえば装飾品で自身を着飾るために着用されますが

装飾目的よりももっと前に製作された印章の機能を果たすために作られたリングです

 

 

 

 

リングの天面にある台座と呼ばれる部分が大きく平坦な形をしたデザインが特徴で今でいうハンコのような役割をしていました

 

それぞれの家紋やイニシャルなどの彫刻が施されヨーロッパの貴族や王族たちの間では身分・権威の象徴として、左手の小指に着けられていました

 

 

 

そんな男性貴族や王族が着用していたシグネットリングですが、今では伝統を乗り越えて現代流に消化され男女問わず、幅広い世代に愛されています

 

身分や権力の象徴といった堅苦しい意味合いは薄れ、カジュアルに見た目の美しさを楽しむリングへと変化してきました

 

 

 

 

大きな特徴でもある台座への装飾はパッと目を引くので魅力的ですね

メモリアルリングとしてお名前やイラストを刻印したり、石を留めたり模様を彫刻したペアリングなども素敵です